ドラゴンエンパイア/Dragon Empire [編集]

広大な領土と最強の部隊を抱える
強大な力を持つ竜たちが支配する帝国

3000年の歳月を経ても、唯一名前が変わらなかった国。伝説の竜の卵を守護し続けている「暁紅院(ぎょうこういん)」がある。

【ドラゴンエンパイアの秘宝と誤った伝承】
竜の帝国ドラゴンエンパイア。惑星のクレイでもっとも広大な国土と長い歴史を誇るこの国には、「命を力へと変える禁呪」、「魂を対価に力を授ける龍帝の血」など、使用に危険を伴う秘宝や秘術が数多く存在する。こういった秘宝の伝承は、他国に伝わる際、なぜか使用者に都合がいいように改変されている。簡単に言うと、リスクの部分が無い状態で伝わっているのである。「タダですごい力が手に入る」――驚くべきことだが、捕縛されるトレジャーハンターや盗掘者はこんな戯言につられてくる者が大半を占める。


三千年後も名前が変わらなかった唯一の国。世界最大の軍事帝国。
国の境界は常に変化しているが、魔術と科学を融合させた破壊兵器を柱とする強大な武力によって国は安定し、豊かさを守っている。
ドラゴンエンパイアの中央にそびえる霊峰には、遥か古代より伝説の竜の卵を守護し続けている「暁紅院(ぎょうこういん)」がある。

ドラゴンエンパイアの(ドラゴン)と「竜の友」
 惑星クレイの国家で最大の版図を誇るドラゴンエンパイア。
 文字通り「竜の帝国」であるこの国には、数多くの(ドラゴン)が住んでいる。天輪聖紀となっても国名が変わらなかったことからも、この国がその始まりから“竜”中心の国家であることが察せられるだろう。
 ちなみに太古、弐神紀にドラゴンエンパイアで力をもっていた武装集団は3つであり、後に帝国軍の中核を成す種族となっている。
 空:フレイムドラゴンを中心とする「かげろう」
 地:ディノドラゴンの古代竜を中心とする「たちかぜ」
 夜:アビスドラゴンの忍竜を中心とする「ぬばたま」

 他にも天輪聖紀に至るまで登場したドラゴンエンパイアの竜は数多く、サンダードラゴン、ウインドドラゴン、アースドラゴン、プラズマドラゴンのほか、封焔の巫女バヴサーガラ由来の竜族として封焔竜、プレアドラゴンもいる。
 今回登場した祭殿のティアードラゴン(水竜)もそうした竜族のひとつ。
 ティアードラゴンはその生息分布から海洋国家ストイケイアの竜というイメージが強いが、天輪聖紀以前にも(前述の)ドラゴンエンパイア第一軍かげろうにその姿を確認できる。
 また無双の運命者ヴァルガ・ドラグレスの高弟エルーディング・ドラゴンも、東洋の地底湖を修行の場とするティアードラゴン。水竜はその名の通り、海、川、湖など水が豊かな土地に棲む竜なのだ。

 前述の通りドラゴンエンパイアは世界最大の軍事国家「竜の帝国」であり、竜皇帝をはじめとする六大竜家、重臣、貴族などは竜族中心である。
 ただその一方で、司祭、僧侶や(軍事)科学者、技術者、学者、官僚などには人間や他の種族も数多く存在し、特にプライドが高く、人付き合いが苦手な気難しい竜たちに認められた者は「竜の友」と呼ばれ、尊敬されている。
 旧き水竜神──それははるか古代にまで遡れるほど古い信仰だ──を祀る祭殿で修行を積んだ武僧リュウトウと舞踏僧の舞姫ミューチャリティはそうした一員であり、竜に親しむ人間(ヒューマン)たちだ。
 こうした竜神祭殿は皇都だけでなくドラゴンエンパイア全域に点在しており、竜と人々の拠り所となっている。
 僧侶たちは神殿の内外を問わず、「竜の友」として──水や火などを祭る竜の属性に拘わらず──(ドラゴン)と他種族との間に立ち、人々の暮らしや物事をより円滑に進めることを使命としているのである。
※本編でも触れられているが、こうして見ると惑星クレイ世界最古と言われるドラゴンエンパイアの寺院「暁光院」と、いつか孵る天輪竜の卵を安置し、崇め、祈り続けてきた神官や僧侶、焔の巫女たちがいかに特別な存在かが浮き彫りになってくる※

概要 [編集]

 ドラゴンの支配する大帝国。

 惑星クレイ中に存在する国家でもっとも広大な国土を持ち、長い歴史を誇っている。

 第一柱軍「かげろう」、諜報部隊「ぬばたま」、陸上部隊「たちかぜ」、隠密部隊「むらくも」、第二柱軍「なるかみ」の拠点でもある。

 その名の通り竜をモチーフとしたカードが多数を占め、ヒューマンなどの他種族も存在する。
 その中でも〈フレイムドラゴン〉(かげろう)、〈ディノドラゴン〉(たちかぜ)、〈アビスドラゴン〉(ぬばたまむらくも)、〈サンダードラゴン〉(なるかみ)がそれぞれを統率しているようだ。「天輪聖紀」時代に入ってからは〈ドラゴロイド〉、〈アースドラゴン〉、〈ウインドドラゴン〉等といった新たな個体が確認されている。
 攻撃的なイラストが多く、ドラゴンが好きな人には堪らない勢力となっている。
 相手ユニット・自軍ユニット手札クランにより対象は異なるものの“破壊”に長けた国家であるといえよう。

 地球でいうアジア圏をデザインの元にしており、属するクランはすべてひらがな4文字である。

 「天輪聖紀」時代以降における殆どの国家は「無神紀」時代で旧来の体制から大幅な変革を強いられたが、この国家だけは、国名も変わらなかった(国境は変化しているが)数少ない存在の一つとなっている。

 「カードファイト!! ヴァンガード overDress」シリーズ(Dシリーズ)以降は、スタンダードでの構築体制がクランから国家に変わったことにより、この国家をデッキとしての構築が可能となった(〈ゼロスドラゴン〉のような国家単位で使用できるGユニットはそれ以前から存在していた)。

 固有キーワード能力は、『オーバードレス』、『ドレスブースト』、『クロスオーバードレス』、『過充填(オーバーチャージ)』、『邪竜解放』、『精神汚染』。

  • アニメ「カードファイト!! ヴァンガード overDress」においては、近導ユウユと御薬袋ミレイが使用する国家である。
    • 他には、棚橋弘至や「will+Dress」の雨竜ムサシも使用している。
  • 「カードファイト!! ヴァンガード Divinez」では員弁ナオや黒崎キョウマが使用している。

種類別(overDressシリーズ) [編集]

Gユニット [編集]

―パワー15000+ / シールドなし / クリティカル1

グレード4 [編集]

―パワー13000 / シールドなし / クリティカル1

グレード3 [編集]

―パワー15000 / シールドなし / クリティカル1

―パワー13000 / シールドなし / クリティカル1

―パワー11000 / シールドなし / クリティカル1

グレード2 [編集]

―パワー15000 / シールド15000 / クリティカル1

―パワー10000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー9000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー8000 / シールド5000 / クリティカル1

グレード1 [編集]

―パワー15000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー8000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー7000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー7000 / シールド0 / クリティカル1

―パワー6000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー6000 / シールド0 / クリティカル1

―パワー5000 / シールド5000 / クリティカル1

グレード0 [編集]

―パワー6000 / シールド5000 / クリティカル1

―パワー5000 / シールド5000 / クリティカル1

クリティカルトリガー [編集]

―パワー5000 / シールド15000 / クリティカル1/パワー+10000

―パワー4000 / シールド15000 / クリティカル1/パワー+10000

ドロートリガー [編集]

―パワー5000 / シールド5000 / クリティカル1/パワー+10000

―パワー4000 / シールド5000 / クリティカル1/パワー+10000

フロントトリガー [編集]

―パワー5000 / シールド15000 / クリティカル1/パワー+10000

―パワー4000 / シールド15000 / クリティカル1/パワー+10000

―パワー0 / シールド15000 / クリティカル1/パワー+10000

ヒールトリガー [編集]

―パワー5000 / シールド15000 / クリティカル1/パワー+10000

―パワー4000 / シールド10000 / クリティカル1/パワー+10000

オーバートリガー [編集]

―パワー5000 / シールド50000 / クリティカル1/パワー+1億

トークンユニット [編集]

―パワー5000 / シールドなし / クリティカル1

ノーマルオーダー [編集]

―グレード3

―グレード2

―グレード1

ブリッツオーダー [編集]

―グレード3

―グレード2

―グレード1

セットオーダー [編集]

―グレード3

―グレード2

―グレード1

属するカード・クラン(旧シリーズ) [編集]

関連リンク [編集]